HTML5対応 熱傷薬傷災害の安全知識コース

コースの概要 eラーニングライブラリ熱傷薬傷災害の安全知識コースの概要

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テーマ
  • 学習する風土づくり
  • ものづくり人材育成
  • 中堅社員の育成
対象
  • 新人・若手社員
  • 中堅社員
  • 技術・技能職
  • リーダー・監督者
  • 管理者

生産現場の熱傷薬傷災害を防ぐための知識と対策を学ぶコースです。過去に生産現場で発生した104件の熱傷薬傷災害を分析し、知っておくべき基礎知識や危険に関する知識と対策を習得します。災害事例と実験映像をとおしてわかりやすく学習できます。

対象者 生産現場(工場)従業員への安全教育担当者・作業者、現場の監督者・管理者
想定学習時間 4時間
最短実行時間 118分
監修者
大島榮次 東京工業大学 名誉教授
カテゴリ 安全

コースのねらいと特色コースの
ねらいと特色

代表的な熱傷薬傷災害のなかから抽出された、災害にまつわる危険の知識を身につけることで、災害に至った原因を理解し、未然防止のための対策を講じられるようになります。
「過去の事故を再現する」ことで危険を感じる能力を養います。
実際の災害事故から抽出した要因を網羅し、「危険に関わる現象がなぜ起こるのか」を学びます。
事故別に作業、内容、発生場所、有害物、傷部位、負傷者経験年数などが画面に表示され、災害防止のための知識が身につきます。

カリキュラム eラーニングライブラリ熱傷薬傷災害の安全知識コースのカリキュラム

Curriculum

科目・主な項目 主な項目
学習の前に
プロローグ
  • 001 プロローグ
第1単位
  • A.熱傷/薬傷
  •  1.熱傷とは
  •    101 熱傷とは
  •    102 熱傷と接触時間
  •  2.薬傷とは
  •    201 薬傷とは
  •    202 酸による組織傷害
  •    203 アルカリによる組織傷害
  •    204 腐食性芳香族による組織傷害
  •    205 金属およびその化合物による組織傷害
  • B.事故事例
  •  3.熱傷事故
  •    301 熱水抜き出し作業時の跳ね返り
  •    302 サンプリング作業時の液の飛沫
  •    303 スチームホース作業時のドレン噴出
  •    304 残液抜き出しホースの振れによる飛散
  •    305 配管貫通作業時のホースの外れ
  •    306 保温カバー取り外し時の熱水噴出
  •    307 ノズルキャップ取り外し時の残液飛散
  •    308 ホース継手取り外し時のドレン噴出
  •    309 放出スチームへの接近
  •    310 バルブ開操作時のフランジ漏れ
  •    311 回収作業時のバケツからのこぼれ
  •    312 攪拌による槽からの溢流
  •    313 昇温清掃作業時の高融点物の突沸
  •  4.薬傷事故
  •    401 グランドパッキン取替時の残液噴出
  •    402 バルブ・閉止板間の残液噴出
  •    403 ドラム缶液抜き出し作業時の内容物噴出
  •    404 槽内点検作業時の内容物噴出
  •    405 水平配管の傾きによる残液の流出
  •    406 ホース取り外し時の残液飛散
  •    407 ホースバンド取り外しによる残液飛散
  •    408 保護面拭き取り中の跳ね返り
  •    409 ガス吹き込みによる飛沫
  •    410 バルブグランド腐食による流体噴出
  •    411 スケール噛み込みによるバルブ閉止不良
  •    412 バルブの誤開放による流体噴出
  •    413 サンプリング作業時の容器からの跳ね返り
  •    414 バブリング状況点検時の溢流
  •    415 廃アルカリタンクの溢流
  •    416 フィードラインのエア抜き時の混触
  •    417 配管貫通作業中の融解噴出
第1単位レポート問題
第2単位
  • C.危険の知識
  •  5.内圧の危険
  •    501 配管残液の残圧
  •    502 配管残液の飛散(出口形状による違い)
  •    503 密閉容器からの内容物の排出
  •    504 密閉容器の均圧の時間
  •  6.残圧の危険
  •    601 バルブ・閉止板間の残液
  •    602 配管の残液の残り方
  •    603 配管の詰まりによる残液
  •  7.ホースの危険
  •    701 ホースの振れ
  •    702 ホースの外れ
  •  8.スチーム/ドレンの危険
  •    801 ドレンのできやすい場所
  •    802 スチームの流れ
  •    803 スチームドレンの噴出
  •  9.バルブ・継手の危険
  •    901 熱膨張/熱収縮
  •    902 バルブグランドパッキンにかかる力
  •    903 噛み込み
  •    904 ボール弁・コックの開閉
  •    905 腐食
  •  10.サンプリングの危険
  •    1001 跳ね返り
  •    1002 手持ち容器
  •  11.溢流の危険
  •    1101 攪拌による液面の上昇
  •    1102 反応による溢流
  •    1103 エアの吹き込み
  •  12.混蝕の危険
  •    1201 酸・アルカリの希釈
  •    1202 低沸物と高温液体の混合
  •    1203 酸とアルカリの反応
  •  13.保護具の危険
  •    1301 手袋・衣服
  •    1302 保護面
  •  14.飛沫の危険
  •    1401 飛沫の浮遊
第2単位レポート問題

受講者の声 eラーニングライブラリ熱傷薬傷災害の安全知識コースの受講者の声

Students' voice

  • 受講者の声1

    熱傷や薬傷というのが、危険なもので、どのような場面で事故を起こしてしまうのかが、映像等を交えながら知ることができたので、今後仕事をするのにも役立つ内容でした。

  • 受講者の声2

    事故事例もすごく身近な出来事と感じたし、映像が核心を得ている。具体的に要因・原因を理解できました。

  • 受講者の声3

    熱傷薬傷災害を知ることができ、今後作業を行う上で役に立つと思った。

  • 受講者の声4

    あまり薬品などを扱ったりしないのですが、商品などで扱う可能性は考えられるのでこの機会に学ぶことができてよかった。

  • 受講者の声5

    熱傷薬傷災害を知ることができ、今後作業を行う上で役に立つと思う。

  • 受講者の声6

    どういった過程で災害が発生するという危険について学習できた。

  • 受講者の声7

    バルブやコック、配管などの構造まで詳しく掲載していただき、なぜ残液が残るのかや、どこに残るのかを学ぶことができた。

  • 受講者の声8

    過去の事故再現を学ぶことで、危険を感じる能力が養えた。

  • 受講者の声9

    実際の災害事故から抽出した要因を学ぶことで、危険に関わる現象がなぜ起こるのかが理解できた。

  • 受講者の声10

    仕事上起こりうる災害が多々あったため心構えができました。

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コースの改訂情報 eラーニングライブラリ熱傷薬傷災害の安全知識コースの改訂情報

Revision information

<改訂情報 2019年5月15日>
・本コースは Adobe Flash Player を使用しない新形式の教材に切り替わり、
 モバイル端末(スマホ・タブレット)に対応しました。
 動作環境のブラウザで学習してください。
・1501「このコースのまとめ」において、pdf資料を1本化しました。


<改訂情報 2013年8月27日>
以下の通り教材内容の改訂をおこないました。
【該当項目】
905 腐食
【改訂内容】
弱アルカリ性溶液、強アルカリ性溶液による腐食の説明からマグネタイト、ヘマタイトを削除し、「不動態皮膜」の説明を修正しました。

<改訂情報 2012年3月16日>
教材内容を以下の通り改訂いたしました。
【学習項目】
204 腐食性芳香族による組織傷害
【更新内容】
腐食性芳香族の一例として「フェノール」の性質を「弱アルカリ性」と説明しておりましたが、「弱酸性」の誤りでした。お詫び申し上げますとともに、以下の通り教材内容を訂正させていただきます。
●ナレーション及び画面文字表記
誤「フェノールは弱アルカリ性」⇒正「フェノールは弱酸性」

<改訂情報 2011年3月18日>
【学習項目】
第1回レポート問題
【改訂内容】
誤字を以下の通り修正いたしました。
問題2 設問文
正:「酵素活性」
誤:「酸素活性」
問題6 設問文
正:「酵素の活性を」
誤:「酸素の活性を」
問題7 設問文
正:「酵素の活性低下、脂肪の鹸化」
誤:「酸素の活性低下、脂肪の酸化」
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