事例詳細

eラーニングライブラリ

全社員に必要な知識を伝えるツールとしてライブラリを活用 ~株式会社中国放送

テーマ CSR・コンプライアンス
対象 管理者 / リーダー・監督者 / 中堅社員 / 新人・若手社員

株式会社中国放送

広島で唯一のラジオ・テレビ兼営局である中国放送。近年、モバイル・コンテンツ制作やイベントにも精力的に取り組む同社は、全社員を対象にeラーニングライブラリ(以下、ライブラリ)を活用しています。今回、同社企画総務局 総務人事部長の平尾直政氏に、ライブラリの活用法についてお話を伺いました。

活用ポイント!

全社員対象に毎年"旬"なテーマを1コース指定

必修コースは業務として就業時間内外の学習を認め、全員にイヤフォンを配布

局長以上の会議で受講状況の進捗を報告

集合研修が難しい中で基礎知識を学んでもらう

─貴社が求める人材像について教えてください。

平尾氏必要としているのは、部門の壁を乗り越えて動くことができる人材です。当社はテレビ、ラジオだけでなく、イベントやWebなど幅広い事業を行っています。部門最適ではなく、他部門と連携しながら全体最適を考えた行動ができる人材を求めています。そのために必要な能力は、コミュニケーション力だと考えています。

─そうした人材を育成するための教育について教えてください。

平尾氏新入社員研修などの一般的な研修の他に、リーダー研修を行っています。これはブラザー/シスター制度のようにリーダー役の中堅社員が若手社員の指導をし、月に一度、リーダー役が中心となって各部署のキーパーソンを交えた懇親会を開催するというものです。若手社員に部門を超えた“斜めのネットワーク”を作ってもらう狙いです。他には、携帯電話がつながらないような場所での2泊3日のオフサイトミーティング研修で、自身の課題や困っていることについて話し合ってもらったこともあります。

─eラーニングを導入したきっかけは?

平尾氏当社の場合、少人数で多くの業務に取り組んでいるため、非常に忙しく、集合研修で一堂に集まることが難しいという事情があります。また、番組の放送時間によって社員の出勤時間が異なることも、集合研修の実施を難しくしています。 そうした中で、会社として覚えて欲しい知識をどのように身につけてもらうかが大きな課題でした。eラーニングは、その解決策として導入しました。

コース数が多く、改訂頻度が高いのも魅力

─JMAMのライブラリを選んでいただいた理由を教えてください。

平尾氏導入にあたって多くの企業のeラーニングを比較検討したのですが、コース数が多いこと、改訂頻度が高く最新の情報を盛り込んでいること、それからコストの面でJMAMのライブラリに決めました。カスタマイズはできませんが、だからこそ、この価格でこのサービスを実現できたのでしょう。費用対効果を考えた時に、非常に魅力的だと思いました。

─ライブラリをどのように活用していますか?

平尾氏例えば法改正や、制度の変更、マイナンバーのような新たな制度など、全社員に知っておいてもらいたい知識はいろいろとあります。そこで、当社ではライブラリの対象者を全社員とし、知っておいてもらいたいテーマは必修コースに指定しています。それ以外のコースについては自己啓発として自由に学んでもらうようにしています。

学習効果の浸透を受講者の声を通して実感

─必修コースは業務ということになるのでしょうか?

平尾氏はい、業務としていますので、就業時間内外の学習を認めています。一人一台PCがありますので会社でも構いませんし、自宅でもよいということにしています。会社で学習する場合に周りに音が漏れないよう、全社員にイヤフォンを配布しました。

─運用や管理の工夫について教えてください。

平尾氏受講期間はゆるやかに設けており、毎年8月頃から年内にかけて受講してもらいます。受講していない人にはメールを送ったり、直接声をかけたりしています。

 また人事評価と連動はしていませんが、局長以上が集まる会議で部署ごとの受講状況を発表するなど、アナウンスに力を入れています。

─ライブラリの効果についてはいかがですか?

平尾氏例えば職場内でハラスメントと誤解されかねないようなジョークが出た場合に、すぐに周りが笑いながら「ライブラリを見ろ!」と声をかけていますので、浸透してきたと感じています。また、管理職には『マネジメントの基本コース』も必修としたのですが、「労務管理の重要性を再認識した」という声が出てきたことも効果の表れだと思います。

─今後の計画について教えてください。

平尾氏学習は続けることが大切だと思うので、今後は、コンプライアンス系のコースや、マイナンバーのような旬のテーマを取り入れることを検討し、継続していきたいと考えています。

─ありがとうございました。

プロフィール


会社名 株式会社中国放送
URL http://www.rcc.net/
主要事業 1952年設立。同年、広島初の「民放ラジオ局」として放送を開始し、1959年にテレビ放送を開始した県内唯一のラジオ・テレビ兼営局。旧社名のRadio Chugoku Companyの略称であるRCCが、今も愛称として広く親しまれている。従業員数199人(2015年6月1日現在)。

掲載日 2015/09/01
掲載内容やご登場いただく方の役職は取材当時のものです。

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