より良い生産を実現するために必要な役割意識、品質・コスト・納期・安全・環境意識と基礎知識を習得するコースです。
品質管理の改善によって、工場内のさまざまなロスが発見できるようになります。
- 対象者
- 新入社員、若手社員の方
- 日数
- 2日間
- テーマ
- ものづくり人材
- 最適定員
- 20名
- 実施形態
- 対面型/オンライン型
- コード
- SSM4
ねらい
グローバル時代のものづくり人材を育成する
個人学習(通信教育)で役割・知識を理解し、集合学習(研修)で相互啓発・講師による学習支援を受けて、改善・改革への役割認識と実行力を身につけてゆきます。
「生産マイスターⓇスクーリング」は、これからの日本のものづくり現場を支える中核人材の育成を支援します。
特長
生産に関するトータルな管理技術を体系的かつ実践的に学習
1.実践的な学習
生産現場を知り尽くした経験豊富な講師陣によるポイント講義、生産模擬体験やディスカッション等で、職場実践の勘所を掴みます。
2.トータルな学習
管理技術の基盤となるIE(インダストリアルエンジニアリング)を核とした、品質(Q)・コスト(C)・納期(D)・に加えて、役割(R)・安全(S)・環境(E)の6つの学習テーマをトータルに学習します。
3.体系的な学習
新入社員から管理職までR・Q・C・D・S・Eの共通軸で体系的に学習します。スクーリングコースは「生産マイスター検定」2級、3級に準拠した学習内容をご用意しています。
4.検定制度と連携
「生産マイスター」検定制度と連動させることで、人材能力を“見える化”。学習意欲と成長感を促進します。
事前課題 |
・通信教育「生産マイスターⓇベーシック級コース」(※)の受講 |
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1日目 |
■オリエンテーション ■第1単位 生産部門の役割とコストマインド① ものづくりとは何か、その原点は何か、さらに会社の先輩や仲間とのコミュニケーションについての理解 ・会社のしくみ(注文から製品をお客様に届けるまでの流れ) ・現場の仕事と品質、コスト、納期とのかかわり ・コミュニケーションや改善活動のポイント ■第1単位 生産部門の役割とコストマインド② コストとは何か、生産活動におけるロスとは何かに関して理解を深め、コスト低減に必要な現状分析のやり方や考え方を理解 ・コストとは何か ・コストにつながるムダ ・コスト低減の進め方 |
2日目 |
■第2単位 不良品を作らないために 品質と品質管理について、不良品の発生防止のための管理、不良品の混入防止のための検査、不良低減のための小集団活動などを理解 ・品質とは何か ・品質を良くするとはどういうことか ・不良品の発生防止のためにやるべきこと ・不良品を後工程に流さない検査のやり方 ・不良低減活動(小集団活動)での役割 ■第3単位 職場の納期管理と安全・環境管理 生産計画の基本である納期と、納期を守るための作業計画について、およびものづくりで一番大切な安全と環境問題について理解 ・納期とは何か ・納期を守るために現場でやるべきこと ・材料の準備、仕事の順番、仕事の進捗管理 ・安全・環境とは何か ・安全・環境を守るための行動 ■まとめ |
※通信教育「生産マイスターⓇベーシック級コース」とは
入社3年までの生産・製造担当者を対象に、ものづくりで不要(ムダ)な手数を省く「ロス・マインド」を理解し、生産という仕事に取り組む「姿勢」、改善を行う「考え方」「知識」「スキル」を身につける通信教育です。