自立的に戦略策定ができる人材を目指し、戦略策定ツールの使い方を習得するコースです。PEST、SPEC、SWOT分析など多彩なフレームワークを使用し、戦略策定プロセスと思考を身につけます。
- 対象者
- マネジメントで戦略的な考えを必要とする方(管理者、管理職候補者、次世代リーダーなど)
- 日数
- 2日間
- テーマ
- 部長クラス/課長クラス/マネジメントスキル
- 最適定員
- 20名
- 実施形態
- 対面型/オンライン型
- コード
- SMP
ねらい
ビジネスリーダーに不可欠である「戦略」とはなにかということを、戦略策定のプロセスと思考ツールを演習で体験しながら身につけます。
特長
自社・自部門・自グループの客観的な状況把握
事例研究、個人研究、グループ討議等により自社・自部門・自グループの環境分析、戦略の方向性を分析でき、知識確認だけでなく、客観的な状況把握ができます。
通信教育と連動
通信教育「MBAシリーズ 事業戦略コース」と連動し、事前学習→研修での確認→職場での実践という流れで、戦略理解をさらに深め、実践につなげることが可能です。
通信教育「MBAシリーズ 事業戦略コース」の詳細はこちらからご覧ください
1日目 |
■オリエンテーション ■事業戦略の基本フレーム ・[講義]事業戦略の基本プロセス ・[講義]企業ドメインとは ・[演習]企業ドメイン策定 ■外部環境分析 ・[講義]PEST、SPEC、5つの力、SWOT ・[演習]ファイブフォース ・[演習]自社の外部環境分析 ■内部環境分析 ・[講義]コア・コンピタンス、バリューチェーン、SWOT ・[演習]コア・コンピタンスを考える ・[演習]バリューチェーン分析 ・[演習]自社の内部環境分析 |
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2日目 |
■1日目の振り返り ・内部環境分析の全体発表、講師コメント ■事業戦略の類型とその立案 ・[講義]事業ドメイン再確認 ・[演習]事業ドメイン設定 ・[演習]競争戦略 ・[講義]競争戦略 ・ポーターの競争戦略、市場の地位別競争戦略 ■グッドサイクル ・[講義]儲かるしくみを考えるグッドサイクル ・[演習]「キャタピラー社の事例」 ■多角化 ・[演習]「東レの事例」 ・[講義]製品市場マトリックスと多角化戦略 ■SWOTクロス分析 ・[演習]外部環境、内部環境を踏まえて戦略立案のクロス分析 ■まとめ |
お客様の声
日々は戦術的なことに追われていたが、戦略策定の重要性が理解できた。
戦略策定に必要なフレームワークが良く理解でき、今後現場で活用しようと思う。
戦略策定の基本プロセスが演習を繰り返すことにより身についた。
講師のひと言
「戦略的な考え方」は、本社スタッフだけのものではありません。マネジャーが「戦略プロセス」を身につけることで自らあるべき姿を描き、それをリーダーとして実現していくことができます。生き生きとした組織もそこから実現します。難しいことではなく、やさしく、わかりやすく「戦略プロセス」を身につけることを重視しています。
参加者同士で環境分析を行い、現状や将来の課題について、新たな気づきを得る貴重な場も準備しています。