ねらい
グローバル時代のものづくり人材を育成する
個人学習(通信教育)で役割・知識を理解し、集合学習(研修)で相互啓発・講師による学習支援を受けて、改善・改革への役割認識と実行力を身につけてゆきます。
「生産マイスター®スクーリング」は、これからの日本のものづくり現場を支える中核人材の育成を支援します。
特長
生産に関するトータルな管理技術を体系的かつ実践的に学習
1.実践的な学習
生産現場を知り尽くした経験豊富な講師陣によるポイント講義およびブロックやカードを活用した生産模擬体験やディスカッションによる演習のインストラクションにより、職場実践の勘所を掴みます。
2.トータルな学習
管理技術の基盤となるIE(インダストリアルエンジニアリング)を核とした、品質(Q)・コスト(C)・納期(D)に加えて、役割(R)・安全(S)・環境(E)の6つの学習テーマをトータルに学習します。
3.体系的な学習
新入社員から管理職まで生産分野の階層別教育を一貫した共通軸で体系的に学習します。
4.検定制度と連携
「生産マイスター」検定制度と連動させることで、人材能力を“見える化”。学習意欲と成長感を促進します。
プログラム
事前課題 |
・通信教育「生産マイスター®1級コース」(※)の受講 |
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1日目 |
■オリエンテーション ■第1単位 マネジメントの基本理念 管理者として不可欠なマネジメントの基本理念、組織と機能を学び、求められる役割と能力、行動を理解 ・企業経営の目的から見た管理者の役割 ・組織とその機能から見た、管理者のあるべき行動、リーダーシップ ■第2単位 工場業績と原価管理 コスト決定のプロセスを正しく認識し、コストマネジメントやコストリダクションの測定・方法・評価について理解 ・原価管理の構造 ・標準原価管理と予算管理 ・設計・生産準備段階のコスト改善 ・量産段階のコスト改善 |
2日目 |
■第3単位 企業経営と品質 “良い品を安くつくる”ための設計品質・製造品質の管理、小集団活動のやり方、品質保証について理解 ・経営と品質 ・工場における品質保証と品質管理 ・品質のつくり込みにおける4Mの管理 ・品質保証体制の高度化 ■第4単位 生産管理の今後の課題と安全・環境マネジメント 今後の生産管理と安全・環境管理について考え、各企業の特性にあった構築をするための方法を理解 ・生産管理の機能と運用 ・サプライチェーンマネジメントの高度化と今後の課題 ・労働安全衛生マネジメントシステムと安全文化の醸成 ・環境マネジメントシステムとその有効活用 ■まとめ |
※通信教育「生産マイスター®1級コース」とは
工場・生産現場の管理者を対象に、「経営」の観点から人・設備・資金・作業方法を駆使し、総合的な管理業務と革新を遂行できる人材を養成するコースです。生産部門の管理者として必要な知識とスキルを学ぶ通信教育です。