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回転機器の保全コース

コースの概要 eラーニングライブラリ回転機器の保全コースの概要

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テーマ
  • 学習する風土づくり
  • ものづくり人材育成
  • 中堅社員の育成
対象
  • 新人・若手社員
  • 中堅社員
  • 技術・技能職

現場でよく行われている実践的な保全作業をとおして、ポンプ・送風機・圧縮機の特徴や原理を学べるため、実務に役立つ基礎的な知識を習得することができます。多くの実写映像を盛り込み、専門用語は辞書機能によって参照できるため、初心者でもわかりやすく学べるようになっています。

対象者 生産現場(工場)の新人・中堅保全マン、オペレーター、現場の作業者・監督者・管理者
想定学習時間 5時間
最短実行時間 140分
監修者
多田吉男 元川崎製鉄 千葉製鉄所
永井雄一 技術士
カテゴリ 設備保全

コースのねらいと特色コースの
ねらいと特色

現場で多く用いられているポンプと圧縮機・送風機を取り上げ、実践的な保全作業をとおして、その点検ポイントを身につけます。各種回転機器の構造や原理、トラブル原因など、実務に役立つ知識を学びます。
CGアニメーション、ナレーション、実写映像を組み合わせ、臨場感を持って解説しています。
いつもと違う音や温度、振動が出ている、といった見て・聴いて・触って感じる異常をきっかけに、ポンプ・送風機・圧縮機ごとに点検ポイントを解説しています。
解説中に出てくるわかりにくい言葉や専門用語を自由に参照することができ、理解を深めながら学習することができます。

カリキュラム eラーニングライブラリ回転機器の保全コースのカリキュラム

Curriculum

科目・主な項目 主な項目
0.学習の前に
  • 001 学習のガイダンスと学習資料集
  • 002 ポンプの保全の学習内容のアウトライン
ポンプの基礎知識の確認テスト
  • 基礎問題1 ポンプの点検
  • 基礎問題2 ポンプの効率
  • 基礎問題3 ポンプの異常判断
  • 基礎問題4 ポンプの故障の流れ
  • 基礎問題5 ポンプの性能曲線
1章 キャビテーションは百害あって一利なし
  • 101 キャビテーションとその現象
  • 102 軸受のチェック
  • 103 グランド部と取り付けボルトのチェック
  • 104 吸い込み側の点検
  • 105 フート弁の点検
2章 効率低下はすき間の増加
  • 201 タービンポンプと効率
  • 202 タービンポンプの中の水の流れ
  • 203 効率低下の原因①:ライナーリング
  • 204 効率低下の原因②:ブッシュ
3章 振動増加は異常のシグナル
  • 301 キャビテーション発生の有無
  • 302 ポンプの振動測定
  • 303 精密診断
  • 304 振動波形とFFT解析
  • 305 ポンプの分解
4章 油断は禁物! 圧力脈動増加
  • 401 歯車ポンプの異常音
  • 402 歯車ポンプの構造と機能
  • 403 圧力変化の様子(圧力脈動)
  • 404 従動側軸受の破損
  • 405 圧力脈動の低減方法
5章 いじり壊しはプロの恥
  • 501 オーバーホール後のポンプの異常
  • 502 性能曲線の作り方(ポンプA)
  • 503 性能曲線の作り方(ポンプB)
  • 504 ポンプA、Bの性能曲線の比較と合成
  • 505 配管抵抗曲線の作り方と合成性能曲線の合成
  • 506 オーバーホール作業のチェック
  • 507 ポンプ回転数低下によるモーター交換
第1回レポート問題
  • 第1回レポート問題
1.学習の前に
  • 送風機・圧縮機の保全の学習内容のアウトライン
送風機・圧縮機の基礎知識の確認テスト
  • 基礎問題1 送風機の振動
  • 基礎問題2 サージングの発生と防止対策
  • 基礎問題3 圧縮機のトラブル例
  • 基礎問題4 圧縮機の騒音
  • 基礎問題5 圧縮機の潤滑油
6章 アンバランスは不安(ファン)の種
  • 601 超大型集塵ファンの異常音
  • 602 現場での集塵機点検
  • 603 軸受の振動測定
  • 604 ファン回転の周波数の計算方法
  • 605 これまでの調査のまとめ(その1)
  • 606 ダスト、亜硫酸ガス、熱の発生の点検
  • 607 亜硫酸ガスと熱による影響
  • 608 これまでの調査のまとめ(その2)
  • 609 ファンの運転音の変化と回転数の変化
  • 610 ファンの共振
7章 ミスの重なり、サージング
  • 701 サージング現象とは
  • 702 ブロワの特性
  • 703 絞り弁の取り付け
  • 704 ブロワ本体の空気の流れと付属装置
  • 705 運転方案
8章 肌で感じるTURBO&COOLER
  • 801 ヤケド災害の発生
  • 802 ガス温度の調査と測定
  • 803 取扱説明書の参照
  • 804 トラブルシューティング①
  • 805 トラブルシューティング②
9章 一長一短、シールの構造
  • 901 騒音レベルの測定
  • 902 3段式往復動型圧縮機の騒音レベル
  • 903 圧縮機の点検
  • 904 モーター側の点検
  • 905 ピストンロッドとピストンのシール構造
  • 906 油かきリング
10章 排油が語る体の変調
  • 1001 スクリュー圧縮機の潤滑油の変色
  • 1002 油冷式スクリュー圧縮機の潤滑
  • 1003 局部的に高温となる原因
第2回レポート問題
  • 第2回レポート問題
コースエンディング
  • コースエンディング

受講者の声 eラーニングライブラリ回転機器の保全コースの受講者の声

Students' voice

  • 受講者の声1

    工場内のポンプや圧縮機等の回転機器について、回転数やシール等の機械保全に関わる基本的知識を学ぶことができ、実作業に活かせると思います。

  • 受講者の声2

    大変わかりやすい説明で、動作などグラフィックを確認しながら学習できるのでとてもよいと思います。また実際の操作など動画で表示されるため、非常にわかりやすい説明です。

  • 受講者の声3

    ポンプの構造について、ある程度知っているつもりだったが、今回受講してみて自分で保全を行ったり、他人に指導できるレベルにはないことが改めて認識できた。

  • 受講者の声4

    今まで知らなかった回転機器の保全方法を理解することができました。

  • 受講者の声5

    今回の受講内容は専門の部署に依頼する項目が多かったので、今後いかしていけそう。

  • 受講者の声6

    回転機器における保全方法を学ぶことができ、知識向上につながりました。今回の受講した知識を活かし、職場のトラブル件数削減や保全の向上に努めたいです。

  • 受講者の声7

    回転機器の具体的な点検方法を確認できた。

  • 受講者の声8

    回転機器の基礎を学習でき、機器が不具合を生じる原因を知ることができた。

  • 受講者の声9

    実際に現場で使用しているので、その理解にとても役立った。

  • 受講者の声10

    日々点検している機器の、使用上の注意点を学習することができた。

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4年間ライブラリを継続し基本を徹底して身につける ~関西熱化学株式会社

コースの改訂情報 eラーニングライブラリ回転機器の保全コースの改訂情報

Revision information

<改訂情報 2023年9月26日>
・学習項目「基礎問題5」の下記の誤字を修正しました。
 「水道力」→「水動力」

<改訂情報 2019年1月30日>
本コースは Adobe Flash Player を使用しない新形式の教材に切り替わり、モバイル端末(スマホ・タブレット)に対応しました。
動作環境のブラウザで学習してください。

<改訂情報 2013年3月27日>
以下の通り教材内容の改訂をおこないました。
【該当項目】
608 これまでの調査のまとめ(その2)
【改訂内容】
字幕の誤字を以下の通り修正しました。
誤:「締結部、はめ合い部のゆるみはないでしょうか?」
正:「締結部、はめあい部のゆるみはないでしょうか?」
誤:「ボスと回転軸は廻り止めナットで締付けられています。」
正:「ボスと回転軸は廻り止めナットで取り付けられています。」

【該当項目】
904 モーター側の点検
【改訂内容】
誤字を以下の通り修正しました。
誤:「半モーター側のシール構造は・・・」
正:「反モーター側のシール構造は・・・」<

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