
経営層や上位層は方針を出しているのに、なかなか組織全体に浸透しない、部門によって方針の受け止め方にばらつきがあるということがあります。この研修では、管理者一人ひとりが上位方針を正しく受け止めて「翻訳」し、メンバーに「展開」することで、方針に沿った活動を行う強い組織づくりを目指します。
- 対象者
- 課長層を中心とした管理者
- 日数
- 1日間
- テーマ
- マネジメント
- 最適定員
- 20名
- 実施形態
- 対面型/オンライン型
- コード
- PMC
ねらい
上位方針を正しく理解し、課題化するとともに、自部門に浸透させる
管理者がトップ・上司の方針(=上位方針)の真意・背景を理解し、自部門への期待・役割に照らし合わせて具体的な課題表現・行動表現に置き換え部下に浸透させることで、組織全体が方針に沿った効果的な活動を行うことを目指します。
このような課題をお持ちの方におすすめ
・部門、組織によって、上位方針の理解度にバラつきがある
・目先の仕事に追われて、日常業務と上位方針との連動を考えられない社員が多い
・一人ひとりの現場の社員は一生懸命やっているのに、結果として上位組織の目指す方向に進んでいないと感じる
・「なにを目標にしたらよいかわからない」「やることが多すぎて優先順位がわからない」という声をよく聞く
期待成果
研修のゴール
(1)上位方針を自職場・自部門の課題に具体的に落とし込むことができる
(2)翻訳した内容を目標化しやすいように分割・表現するすることができる
特長
方針翻訳の重要性に気づき、自身の現在値をチェックリストで把握
管理者自身の現在の方針の理解度や実践度を客観的に自己診断し、課題を見つめます。
実際の上位方針を翻訳&相互フィードバックすることで、翻訳スキルを確実にな習得
方針翻訳の理解と練習だけでなく、今期の実際の上位方針を翻訳する演習を行います。翻訳内容は、自身だけでなく受講者である管理者同士で忖度なくチェックします。
翻訳した内容を部門に浸透させるための展開ステップまでカバー
方針は翻訳するだけでなく、それを部門に浸透させるところまでが管理者の役割です。展開方法まで具体的に考えます。
事前課題 |
自社・上位の方針を読み込み、自部門の課題に翻訳した内容を持参(新任管理者の場合は、上位方針の準備のみ) |
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1日目 |
■オリエンテーション ・研修のねらいとゴールの共有 ■方針翻訳の検証 ・個人研究(方針チェック) ・グループ研究:討議、共有 ■方針翻訳とは ・管理者の役割 ・翻訳とは ■方針翻訳と展開(表現演習) ・個人研究 ・グループ研究:討議、まとめ ・クラス研究:発表&講師コメント ■方針翻訳と展開実習 ・個人研究:構成要素⇒方針ツリー作成 ・ペア/トリオ研究:相互確認&アドバイス ・クラス研究:発表&講師コメント |