新コース! 災害を先読みする! 地震災害対応コース
東日本大震災の経験や原発事故の長期化により、企業や組織がリスクマネジメントの観点から災害対策や従業員教育の見直しを図っています。しかし、従業員一人ひとりが、災害状況を想定した準備や適切な行動を具体的に実践できることは少なく、こうした従業員に向けた教育が課題となっています。また、2011年12月に大幅に修正された国の「防災基本計画」においても、「防災活動の促進」「防災思想の普及、徹底」が求められていることから、教育のニーズはますます高まると予想されます。
このような背景のもと、一般ビジネスパーソンを対象とした、「災害を先読みする!地震災害対応コース」を開発しました。本コースでは、「防災基本計画」の総則にもうたわれている被害を最小化する「減災」の考え方を基本に、eラーニングという手軽なツールを活用して、地震災害への対応、防災に関する基礎知識を身につけ、受講者自らが、さまざまな対策を組み合わせて、災害に備え、「減災」を実践できるようになることを目指します。
コース内容は、防災の基礎知識や災害マネジメントの考え方を習得し、職場や自宅など、身近な場所で起こりえる災害を具体的にイメージし、トレーニングを行います。監修は、東京大学 教授 生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長の目黒公郎氏が担当しています。地震による被害は、自らを取り巻く諸条件によって大きく異なり、自身の条件に合った準備と適切な行動が必要になることから、その場の状況を具体的にイメージする能力=『災害イマジネーション力』の重要性を伝えます。
1月25日(水) ニュースリリースを発信しました!
2012年3月1日(金)付 毎日jpにて、eラーニングライブラリ 「地震災害対応コース」の記事が掲載されました。
■開講時期: 2012年2月
■対象: ビジネスパーソン全般
■想定学習時間: 想定学習時間約5時間 (最短実行時間 約52分)
■監修: 目黒公郎 (東京大学 教授 生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長)
■学習項目:
1章「 防災を自分の事として捉える ~災害から大切なものを守るのは自分~ 」
災害対策の基本である「自らが考える、想像する、備える、行動する」ことの重要性・必要性を理解し、災害から大切なものを守るのは自分であることを認識するなど、災害に対する意識づけをおこなう。
1-1 防災の主役はだれ?
1-2 必要なのは「災害イマジネーション力」
1-3 防災をプランニングするには
2章「 災害対策のポイント ~地震災害に備えるために~」
災害対策の考え方、災害の基礎知識を学び、日常生活における発生時の危険性と、有効な被害軽減策を考えるうえでのポイントを理解する。
2-1 災害のしくみを理解する
2-2 地震による被害
2-3 地震のメカニズム
2-4 地震のゆれ
2-5 地震の3つの性質
2-6 津波
2-7 地盤の影響
2-8 液状化
2-9 耐震
2-10 制振・免振
2-11 共振による被害
2-12 家具・じゅう器の転倒
2-13 家具・じゅう器の配置
2-14 凶器に変わるじゅう器・家具 高層階の室内
2-15 火災と避難場所
2-16 災害時の情報入手・発信
2-17 放射線の影響
2-18 防災対策のマトリクス
3章「災害イマジネーション ~地震災害の対応訓練~」
季節・場所・時間などの条件を変えて、自らの被災状況など「災害」を想像する訓練をおこなう。また、対策を検討する際のポイントを理解することで「災害イマジネーション力」を養う。
3-1 災害イマジネーション力を活かす
3-2 訓練 仕事中に地震に遭遇したら・・・(オフィス、生産現場、店舗)
3-3 訓練 プライベートで地震に遭遇したら・・・(外出中、自宅就寝中)
必見!コースの紹介(コース概要や学習ポイントを紹介しています)
体験版はこちら(実際のコースの一部をご覧いただけます)