新商品・サービス

職場復帰の重要な鍵は“適切な復職準備”
書籍『メンタル不調者のための 脱うつ 書くだけ30日ワーク』発売

復職成功率85%!効果の実証された復職トレーニングプログラムを紹介

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、書籍『メンタル不調者のための 脱うつ 書くだけ30日ワーク』を2019年12月20日(金)から全国書店にて発売します。

メンタルヘルスの不調による休職者は増加傾向にあります。一度メンタル不調に陥った方は、復職してもパフォーマンスが戻らないことや、約5割が再発(再休職)してしまうといったことが多く※1、背景には薬物療法と少しの休養だけで職場復帰する当事者が多い(=復職準備不足の方が多い)点が指摘されています。企業側を見ても、復帰支援マニュアルはあっても実態として機能していないケースや、例えばどの程度ストレス対処能力を有しているかなど、当事者の状態を正しく把握できていないケースも見受けられ、双方に足りない点がある結果、繰り返し休職に陥ってしまう方もいる状況です。

本書では、これまで777名をサポートし、85%の方の職場復帰を成功させる※2など、効果の実証された復職トレーニングプログラムを手掛ける株式会社リヴァの長谷川 亮氏を著者に迎え、個人でできる同社のプログラムを紹介しています。取り組み開始前の状態事前チェックから、復職のイメージトレーニング、ウォーキングなどの運動、新聞記事を使った思考力・集中力の回復、リラックス、睡眠の質向上、ストレス対処、適切なコミュニケーションなどの復職準備方法をワーク形式で約1ヶ月かけて学び、復職した後に5日間働き続けるための土台づくりや、上手なストレス対処法を身につけます。

個人が自分のペースで無理なく進められ、“成功する”職場復帰準備としてはもちろん、当事者と企業(産業医)間でワークの進捗や結果などを共有することで、当事者の状態理解を促すコミュニケーションツールにもなるため、企業(産業医)側の復職可否の判断材料としても活用いただける1冊となっています。

※1 2013年 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 調査より
※2 2019年11月28日時点

JMAMでは、“本を出版するだけではなく、出版を軸に、著者や読者など人と人とが繋がるコミュニティをつくる”という考え方「Books & Community(ブックスアンドコミュニティ)」を掲げており、 今回も「うつからの復職」をテーマとしたイベントを開催予定です。

書籍概要

『メンタル不調者のための 脱うつ 書くだけ30日ワーク』
筆者:長谷川 亮 監修者:佐々木 規夫
出版社:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
版型:A5判/200ページ
定価:1,980円(本体1,800円+税)
ISBN:9784820727620
発売:2019年12月20日

著者プロフィール

著者:長谷川 亮(株式会社リヴァ リヴァトレ市ヶ谷 センター長)

公認心理師、キャリアコンサルタント。大学院修士課程修了後、ライフサイエンス業界の企業にて技術営業や製品プロモーション等を担当。就職後8 年目にメンタル不調により休職。休職中に、復職支援施設に通所して復職を経験。その後、支援職への転身を目指し、株式会社リヴァに転職。復職支援に携わったのち、現在は「リヴァトレ市ヶ谷」のセンター長として、メンタル不調を原因とした離職者の社会復帰支援に携わっている。

監修者:佐々木 規夫(東京中央産業医事務所 パートナー医師)

産業医、精神科医。産業医科大学医学部医学科卒業。東京警察病院を経て、HOYA 株式会社の専属産業医及び健康推進グループ統括マネジャーとして健康管理に従事。現在は精神科医として勤務する傍ら、上場企業や主要官庁の産業医を兼務。北里大学大学院産業精神保健学教室において、職場のコミュニケーション、組織公平性に関する研究や教育を行っている。

本件に関するお問合せ先

【報道関係 お問合せ先】
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 広報担当
E-mail: PR@jmam.co.jp

ページ上部へ戻る