指示されたことを正しく理解するためには指示内容を構造的に聞き取り、自分からも不明点を質問する必要があります。また、指示に含まれる期待までも理解し期待以上の成果に繋げられるように、実践的な演習を通して指示の受け方や質問方法等を学んでいきます。
- 対象者
- 新入社員・若手社員
- 日数
- 1日間(職場実践を踏まえて2日目を実施することも可能)
- 最適定員
- 24名
- 実施形態
- オンライン型
- コード
- GTM
概要
Get the message
Get the messageは、日本語で「真意を理解する」「指示を受け取り理解する」という意味をもちます。
指示を受ける機会が多い新入社員や若手社員が、上司・先輩からの指示に含まれる期待や真意を理解することで、期待されている以上の成果を出すことが出来ると考えます。
期待以上の成果をだすために
本研修では、傾聴や質問の方法、構造的に理解する方法を習得する演習によって、指示された内容を正しく理解していきます。それだけではなく、指示に含まれる上司からの期待や真意を把握する演習にも取り組むことで、自分が行動すべきことが明確に言葉に出来るようにすることを目指します。
ねらい
指示に含まれる期待や真意を理解し、内容を明確化することでその後の行動に繋げる
指示された内容を理解することはもちろん、その指示内容に含まれる期待や真意をくみ取り、自分のやるべきことを明確にします。そして、その後に主体的な行動へ繋げます。
期待成果
研修のゴール
(1)上司が指示をした真意を理解し、適切なタイミングで不明点を自ら質問できる
(2)上記によってその後の主体的な行動を表明できる
特長
指示や質問の方法を実践的に習得が可能
指示受けや質問の仕方の演習を多く行い、職場に戻ってからも実践できるように習得を促します。
職場実践期間を経て習慣化を促す
ご希望により、職場実践期間のインターバルを設けた全2回の期間学習設計も可能です。指示を受ける機会は職場で実際に多く経験することであるため、職場実践を多く積んだのちに振り返りの研修を行いより確実なスキルの定着が期待できます。
事前課題 |
ワークシート記入「上司からの期待」 |
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1日目 |
■オリエンテーション ・【演習】 自己紹介・アイスブレーク ・【講義】 研修のゴールと目的 ■Get the messageとは ・【演習】 事前課題の確認 ・【講義】 Get the messageとは ■Get the messageのスキルを身に付ける ・【講義・演習】 傾聴 ・【講義・演習】 上司の指示から期待・指示の意図を把握する ・【講義・演習】5W2Hでの質問 ・【講義・演習】4方向からの質問 ・【講義・演習】PREP法・ホールパート法・FABE法 ■スキルを活用する ・【演習】 ロールプレイング ・【演習】アクションプランの設定 |
2日目 |
■Part1の振り返り ・【演習】 Part1・事後課題の振り返り ■Get the messageのスキルを身に付ける ・【講義・演習】 演繹法 ・【講義・演習】 帰納法 ・【講義・演習】 ピラミッド構造 ■スキルを活用する ・【演習】 ロールプレイング(1) ・【講義・演習】 ロールプレイング(2) ・【演習】アクションプランの設定 ■まとめ |
事後課題 |
(Part2まで実施する場合) ワークシート記入「アクションプラン」 |