CASE 導入事例
サービス業

株式会社ベネフィット・ワン

  • # アセスメント

Q-DOGで実現する
「人を理解する共通言語」
採用から配属・育成まで
一貫した人材データ活用

Q-DOGで実現する
「人を理解する共通言語」
採用から配属・育成まで
一貫した人材データ活用

  1. 導入前の課題

    採用後のミスマッチを防ぐため、入社後に活躍できるかの事前の見極めが必要だった

  2. 改善案

    アセスメントQ-DOGを活用し、採用から配属・育成まで一貫した人材データ活用を実現

  3. 導入後の効果

    面接後の評価がまとまりやすくなり、配属後の早期離職の減少・早期立ち上がりが実感できた

  4. 今後の展望

    育成やマネジメント、組織づくりにもデータ活用幅を広げ、中長期的な成長を目指す

PROFILE

長年V-CATをご利用いただき、2025年初めにQ-DOGへ移行されたベネフィット・ワン様。新卒・中途採用から入社後の配属・育成まで、幅広いシーンでQ-DOGを活用されています。移行の経緯や具体的な活用方法、導入効果についてお話を伺いました。

参加者

人事部 統括グループ長 兼 採用チーム長

木藤 一嘉 様

会 社 名 株式会社ベネフィット・ワン  Benefit One Inc.
WebサイトURL https://corp.benefit-one.co.jp/
設 立 1996年3月15日
本社所在地 東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿パークタワー37階
事業分野 福利厚生事業、パーソナル事業、CRM事業、インセンティブ事業、ヘルスケア事業、購買・精算代行事業、ペイメント事業

事業を支える人材育成の考え

株式会社ベネフィット・ワン 事業全体像

まずは貴社の事業内容についてお聞かせください

当社は、企業や自治体向けに福利厚生サービスを中心とした各種ソリューションを提供している企業で、2026年で創業30周年を迎えます。「サービスの流通創造」をミッションに掲げ、様々な良いサービスをより便利にお届けすることを目指してスタートしました。

現在は、従業員一人ひとりの働きやすさや満足度を高めることで、組織全体の生産性やエンゲージメント向上につなげることを目的としています。単なる「福利厚生の制度の提供」にとどまらず、「人と組織のより良い関係づくり」を支援することが私たちの役割だと考えています。

近年では、福利厚生をきっかけに様々な課題を共有してくださる企業様に対し、人材育成や組織開発の領域にも事業を広げており、人的資本経営を意識した取り組みを強化しています。

株式会社ベネフィット・ワン 採用サイト

貴社のミッションや、人材育成ビジョンについて教えてください

当社のミッションは、「人と企業の可能性を最大化すること」です。それを実現するためには、社員一人ひとりが自分らしく力を発揮できる環境づくりが欠かせないため、弊社にとって人材は単なるリソースではなく、企業価値そのものをつくる存在であると捉えています。

数年前に親会社が変わったことも契機となり、会社が大きく変革する局面にあります。
10数年前は「未来を語る」営業スタイルが中心でした。しかし今は、会員数を増やすだけでなく、続けてご利用いただく努力や社会的な影響力を意識する段階に入っています。

そのため、今求められる人材像も変化しています。変化やスピード感についていくだけでなく、より巻き込んでいける力、状況を見ながら柔軟に対応できる力が必要です。「ただのパワー」ではなく、地に足をつけてお客様の課題に向き合える人材を求めています。

採用においては、スキルや経験だけでなく、価値観や志向性、組織との相性を重視しています。弊社の理念に共感し長期的に活躍できる人材を迎え入れ、育成して活躍の場を広げていくことが企業としての持続的成長につながると考えています。

採用活動における課題

人事部 統括グループ長 兼 採用チーム長 木藤 一嘉 様

現在の採用状況や、課題と感じている点はありますか?

近年は人材市場全体が非常に流動的で、採用の難易度は高まっていると感じています。

新卒・中途ともに採用活動は継続的に行っていますが、いくつか課題を感じています。学生からの認知度です。福利厚生の会社なので「安定・安心の会社」として捉えられがちですが、実際には変化のスピード感が求められる環境のためギャップが生まれがちです。採用において、当社の理念とともに「チャレンジできる環境」だと学生伝えることが重要だと考えています。競合環境も厳しくなっており、業界リーダーシップを維持し続けるためには、サービスの介在価値を感じてもらい、変化に敏感でなければなりません。

そして、「入社後に活躍できるかどうか」の見極めが最大の課題です。

表面的なスキルや経歴だけでは見えない「入社後に活躍できるかどうか」をどう見極めるか。採用後のミスマッチを減らし、本人にとっても会社にとっても良い選択にするため、「適性検査」や「人材アセスメントの重要性」を改めて感じていました。その時にJMAMのサービスを知り、長年にわたり人材育成や評価の実績をに信頼感を持ち、ストレス耐性や持ち味を把握するV-CATを導入しました。

V-CATの活用実態と、
Q-DOG導入の決め手

V-CATは、主にどのような場面で活用されていましたか?

V-CATは主に採用選考の補助資料として活用していました。面接前に受検してもらい、メンタル耐性やミスマッチを防ぐための情報収集・面接の精度向上に役立てていました。V-CATは作業検査法による検査のため受験者が対策することが困難である点も、V-CATの信頼性につながっていました。

また、配属を決めの際にも入社後ギャップが生じないよう参考にしたり、入社後にメンタル不調や退職があった場合には、退職時の本人の意見とテスト結果を見比べることで「何が課題だったのか」を振り返る材料にもなりました。

一方で実施形態と工数の課題もありました。紙ベースでの検査のため、特にリードタイムの短縮化を目指していた中途採用においては、処理に時間がかかることがネックでした。

2025年にV-CATからQ-DOGへ移行されていますが、その背景を教えてください。

V-CATは長年活用してきたツールで、一定の成果も感じていましたが、採用環境や人材に求める要件が変化する中で、より実務にフィットし、現場で活かしやすいツールを求めるようになりました。

Q-DOGはWeb版の作業検査となるため、採用活動のオンライン化に対応できることや、実施・運用の工数削減につながること、面接・配属・育成といった各場面での活用イメージが明確であったことが魅力を感じました。「採用のための検査」から「活躍を支援するための検査」へと視点を広げるツールとして導入を決断しました。導入後は、社長や現場にもレクチャーを行い、Q-DOGの評価軸や活用方法を共有しました。

他のアセスメントサービスとの比較検討はありましたか?

はい、いくつかの適性検査サービスを比較しました。

比較する中で重視したのは、結果の解釈のしやすさと、現場での使いやすさ、そして「ストレス耐性がしっかり見られること」です。

他サービスでは、学力の測定に重点を置いていたり、他社比較・分析が中心のものが多く、一人ひとりの特性分析がしっかり出るものが少なかったんです。

Q-DOGは、一人ひとりの特性を詳細に分析できる点や、専門知識がなくても分析内容の理解がしやすい点や、スイッチングコストが低いことが魅力的でした。また当社の場合は以前より導入していたV-CATの利用者も社内に多いため、面接官や配属先の上司とも共通言語として使える点が決め手になりました。

導入前に人事部メンバーでトライアル受験をし、分析・フィードバック内容が当たっていると感じられたことも安心材料でした。面接での見極めに使えるのか、プラスアルファの価値があるかを事前に確認できたことで、導入を決断しました。

Q-DOGの活用成果と、
今後の期待

新卒採用と中途採用では、どのようにQ-DOGを使い分けていますか?

新卒採用では、ポテンシャルや価値観、行動特性を見る目的でQ-DOGを活用しています。新卒は経験が少ない分、入社後にどのように成長し、どんな環境で力を発揮しやすいかを把握することが重要です。Q-DOGの結果を見ることで、学生一人ひとりの特性を具体的にイメージでき、面接での質問もより深掘りできるようになりました。

一方、中途採用では職務適性を重視しています。総合判定を見て、その職種とフィットするかどうかを確認します。即戦力として採用するため、入社後のギャップが起きないよう、本人の希望だけでなく、上司やチームメンバーとの相性も考慮しています。

また、既存社員がネガティブに感じた部分とQ-DOGの分析結果を照らし合わせることで、採用時の見極めポイントも明確になってきました。

採用プロセスのどの段階でQ-DOGを実施していますか?

主に一次面接から二次面接に進む段階で実施しています。Q-DOGの結果を面接官全員で共有し、質問の切り口を揃えることで、評価のブレを減らすことができました。

実際に、Q-DOG導入後は「面接後の評価がまとまりやすくなった」という声が多く、採用判断までのスピードも向上しました。今後、学力や論理的思考力を測る他の能力検査との併用も検討しています。タイプ別に配属を変えたり、逆算して採用計画を立てたりする際に、より多角的なデータがあると良いと感じています。

Q-DOGは性格特性や行動傾向、ストレス耐性を把握するのに非常に優れているので、能力検査と組み合わせることで、それぞれの強みを活かした採用ができると期待しています。

Q-DOGの結果は、入社後の配属や育成にも活かされていますか?

はい、積極的に活用しています。配属検討の際には、本人の志向性やストレス耐性、チームでの役割傾向などを参考にしています。結果として、配属後の早期離職が減少し、現場からも「立ち上がりが早い」という声が増えました。

また、育成面でもQ-DOGの結果を活用し、上司が部下の特性を理解した上で関わることで、コミュニケーションの質が向上しています。入社1年目の定着率はQ-DOG導入前と比べて改善しており、採用から育成まで一貫して活用できる点は大きなメリットだと感じています。

最後に、今後の採用や人材活用において、JMAMに期待することを教えてください。

採用だけでなく人材の活躍や成長を支える領域でも、より一層の支援を期待しています。またAI活用した採用施策や「今活躍している人」の可視化など、最先端の事例を共有していただけると嬉しいです。

Q-DOGは単なる選考ツールではなく、「人を理解するための共通言語」として社内に定着しつつあります。今後はデータの活用幅をさらに広げ、育成やマネジメント、組織づくりにも活かしていきたいと考えています。JMAMには、そうした中長期的な視点で伴走していただけるパートナーであり続けてほしいですね。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

取材 2025年12月

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