当社支援による「感謝日記」に関する研究成果公表のお知らせ
「日々の感謝を記録することでワーク・エンゲイジメントが向上」実証研究で明らかに
お知らせ 日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM)では、“「時間〈とき〉デザイン」=自分らしく人生を豊かにすること” をコンセプトに、手帳・ノート・カレンダーなどの製造・販売を手掛けています。手帳に日々書くことが人に与えるプラスの価値を大切にし、ポジティブ心理学の観点からの検証成果を伝えていきたいという想いから、2022年9月~2023年4月において、一般社団法人応用脳科学コンソーシアム(以下、CAN)が主催する産学連携による「Well-living for Well-being研究会」に参画しました。
立命館大学グローバル教養学部の山岸典子教授、NICT未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター(CiNet)のNorberto Eiji Nawa主任研究員、株式会社NTTデータ経営研究所ニューロ・コグニティブ・イノベーションユニットの磯村昇太マネージャーらによる共同研究を支援いたしました。
この研究では、日常生活の中で起こる様々な出来事や、その対象となる人々に感謝したことを記録することにより、働く人々のワーク・エンゲイジメント(仕事に関連するポジティブで充実した心理状態)* が向上することを実験的に明らかにしました。本研究成果は、2025年10月6日に、国際学術誌『BMC Psychology』の特集号「Employee happiness and job satisfaction」に掲載されました。
詳細につきましては、NTTデータ経営研究所から配信されたニュースリリース並びに当該の論文をご確認ください。
<用語説明>
* ワーク・エンゲイジメント
仕事に関連するポジティブで充実した心理状態として、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)、「仕事に誇りとやりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)の3つが揃った状態として定義される従業員の仕事に対するポジティブで充実した心理状態を指す。
【CANとは】
一般社団法人 応用脳科学コンソーシアム(CAN : Consortium for Applied Neuroscience)は、脳科学、心理学、人工知能、行動科学等、応用脳科学の最新の研究知見を基盤に、産学連携を促進し、「研究開発」、「人材育成」、「人材交流及び社会啓発」に取り組むオープンイノベーションモデルのコンソーシアムです。
本件に関するお問合せ先
【報道関係 お問合せ先】
日本能率協会マネジメントセンター 広報担当
阿部 友輝
E-mail: PR@jmam.co.jp