Z世代が主体的に学び、成長する

イマドキ新人・若手社員育成

Z世代の特徴を捉えた効果的な育成アプローチで、新人・若手育成と上司・先輩育成をご支援します。

ABOUT

リスキリング、テレワークなどキャリア意識や働き方が大きな変革期にある中
どのように新人・若手社員の定着・早期戦力化を実現していけばよいのでしょうか。

企業の「若手が育つ環境づくり」を80年以上支援してきたJMAMが
調査からみえたZ世代の特徴をご紹介するとともに
いまの新人・若手社員に適した育成支援サービスをご紹介します。

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なぜZ世代の育成が重要か

独特の視点と働き方を持つと言われるZ世代が職場の新たな主役として登場し、従来の育成方法では十分でないことが明らかになっています。注目される「Z世代」の育成が重要な理由について解説します。

01
世界では30%以上がZ世代

Z世代が占める人口の割合は、世界だと31%。国内だと16%で社会人全体の12.7%を占めています。
今後の社会や職場の主役になる世代で、企業にとって、優秀なZ世代人材の獲得と育成は急務といえます。

※総務省統計局人口推計(2022年、2023年)を参考に算出。2023年現在、11歳から27歳(1996年から2012年生まれで計算)をZ世代とする
Z世代の割合(対全人口):世界 約31%、日本 約16%
社会人年齢のZ 世代割合世界 約18.1%、日本 約12.7% ※22〜27 歳/ 22〜60 歳で計算

02
他世代とは違う視点・価値観をもっている

スマホやSNSと共に育ち、リアルタイムな情報収集・発信に長けている世代で、コスパ・タイパを重視する傾向があります。社会問題への関心が高く、個を尊重する世代とも言われています。

2000年生まれ(ミレニアムベイビー)「生まれたときからインターネットは側に」、2016年に高校生「はじめてのケータイはスマホ」「学生時代SNS全盛」、2023年入社「採用段階からオンライン対応」
フクロウが説明のイラスト

Z世代は、これまでの世代と生活様式・コミュニケーションスタイルが異なるため、従来通りの育成・指導をおこなうことで世代間ギャップが生まれ、パフォーマンス低下や離職率の増加など、組織へ悪影響を及ぼす恐れがあります。

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Z世代の特徴・課題

経年調査から見えた新人社員(Z世代)の特徴や課題についてご紹介します。

Z世代の特徴

自分らしさを大切に、無理なく、適度な距離感を保って成長したい

経年調査をみる限り、新人社員(Z世代)の特徴はここ数年で大きな変化は見られず、「自分らしさを大切にし、無理せず、適度な距離感で成長したい」という傾向が続いています。また、「仕事とプライベート」「人間関係」「働く場所」について、自分らしさを保ちながら適度に選択できることを重視している傾向も変わらないといえます。

表 Z世代の特徴 特徴→学びを重視し、楽しみながら新しいことを学びたい・心情→自分らしさを大切に、無理なく、適度な距離感を保って成長したい、特徴→プライベート重視で、無理ない範囲で仕事がしたい・心情→コスパ・タイパよく期待に応えたい、特徴→経験から学びたいが、他人の評価は気になる・心情→着実にできることから取り組みたい(安定志向)、特徴→チームワーク&対面を重視・心情→人とのつながり(コミュニティ)を大切にしたい、特徴→指導者には、意図がわかる指導を求め、きちんと褒めて欲しい・心情→正解にはまっすぐ突き進められるし、期待されていると頑張れる、特徴→働く環境や企業理念への共感はとても大事・心情→共有・共感をしながら、物事を前に進めたい、特徴→多様な働き方を推奨する会社で働きたい・心情→選択肢は多い中で、最後は自分で決めたい

Z世代の課題

アイコンGAP01
「恥をかきたくない」という意識が強く自己効力感が低い

恥をかきたくない、他人からの評価が気になるといった傾向が強く、他の世代に比べて自己効力感や自己肯定感が低い結果となっています。
チャレンジを促す風土づくりや、内省力を高める支援を通じて、新入社員の成長実感を積み重ねていくことが大切です。

グラフ Q恥を書きたくない。Yes Z世代69.7%、ミレニアル64.3%、氷河期62.1%、バブル62.2%
グラフ Q他人からの評価が気になる。Yes Z世代70.3%、ミレニアル64.9%、氷河期61.9%、バブル58.0%

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学びを重視し、楽しみながら新しいことを学んでいる

Z世代は、他の世代に比べて新しい学びを実践・継続し、さらに学びを楽しんでいる傾向が見られました。一方で、興味の対象が変わりやすいという傾向も見られました。
悪い傾向ではないものの、三日坊主にせず一つのテーマを突きつめることもこの世代の課題といえそうです。

グラフ Q新しい知識やスキルを身に着けることは重要。Yes Z世代86.0%、ミレニアル80.7%、氷河期76.4%、バブル80.0%
グラフ Q学びを楽しめている。Yes Z世代72.7%、ミレニアル76.1%、氷河期68.7%、バブル67.9%

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働くことに不安は感じつつも、人生の充実度は高い

社会人になって間もないZ世代が、他の世代に比べて働くことに不安を感じるのは、当然のことといえるでしょう。しかしながら、7割弱のZ世代は人生が充実していると回答。他の世代と大きな違いのない結果となりました。

グラフ Qこの1年間で働くことに不安を感じましたか。Yes Z世代66.7%、ミレニアル60.7%、氷河期54.5%、バブル44.9%
グラフ Qあなたは今、人生を充実している。Yes Z世代69.4%、ミレニアル71.0%、氷河期65.5%、バブル68.5%

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仕事よりもプライベート重視

Z世代のプライベートを重視したい、プライベートの自分が本来の自分、業務時間以外はプライべートに関与されたくない、という回答は他の世代より多い結果となりました。

グラフ Q仕事とプライベートであればプライベートを重視したい。Yes Z世代70.1%、ミレニアル67.7%、氷河期64.7%、バブル60.2%
グラフ Q業務時間以外はプライベートに関与されたくない。Yes Z世代68.3%、ミレニアル63.5%、氷河期58.3%、バブル60.7%

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会社や職場に満足していても、「働き続けたい」わけではない

Z世代は、自組織のサポートや仕事を通じた成長実感等に関して前向きなものの「現在の会社でずっと働き続けたい」人は、他世代に比べ少ない結果となりま した。
一つの仕事や職場を継続することに対する価値観の違いが現れる結果となりました。

Q仕事を通じて成長を実感できる。Yes Z世代66.7%、ミレニアル66.1%、氷河期63.5%、バブル66.5%
Q現在の会社でずっと働き続けたい。Yes Z世代55.9%、ミレニアル64.3%、氷河期64.7%、バブル66.3%
フクロウが説明のイラスト

令和時代の新人(Z世代)は自己効力感などに課題が見られる一方、学びや職場に対してポジティブな印象を持っている傾向も見られました。
この意欲をしぼませることなく成長につなげられるよう、対話を通じたサポートや小さな挑戦を積み重ねられるような機会の提供が重要といえます。

テレワークがおこすZ世代の新たな課題

調査で新入社員に時期別に「課題(不安)と感じていること」を聞いた結果の経年比較すると、テレワーク等の影響から「分からない」状況を解消できず、職場キャリア形成や人間関係の課題感が、コロナ禍以降増加傾向となっています。

表 配属1〜3ヵ月、2023年調査(2023年入社者)1位何がわからないがわからない18.8%、2位仕事が自分にあっているか17.0%、2023年調査(2022年入社者)1位仕事が自分にあっているか21.6%、2位この会社で自分が成長していけるかどうか
フクロウが説明のイラスト

上司、先輩は新しい環境下での指導・育成アプローチが求められているといえます。
Z世代の全体傾向に引っ張られすぎず、目の前の新人・若手社員(Z世代)を知ろうとすることが大切です。

より詳しくZ世代を知りたい方へ

新入社員と上司・先輩、約2,060名が回答した最新調査レポート

イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2023

  • 新人・若手社員の「働き方」と指導者の「接し方」
  • 新人と先輩の世代との特徴比較
  • コロナ禍前後の働く意識の変化
  • Z世代に対する成長支援、重視したい現場・人事の関わり方
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これからのZ世代育成戦略

コロナ禍を経て、イマドキ新人・若手社員(Z世代)が不安に感じる要素が変わってきていることが明らかになりました。
以下より、調査結果から考察したこれからのZ世代育成ポイントや、重視したい成長ステップ、指導者側の関わり方について解説します。

これからのZ世代育成ポイント

  • アイコンPoint01

    継続的なキャリア形成支援

    自分の強み・課題を理解してもらい、周囲からの期待を伝えることが重要です。また、自分と組織の理念などを理解し言語化する機会を設けることで、キャリアビジョンが明確になります。

  • アイコンPoint02

    個別最適な関わり

    自己理解を深めてもらいつつ、多様な意見や考えに触れ視野の広がりが得られる機会を提供する。これにより自分と相手の相互の考え方を理解でき、職場に信頼関係が生まれ、円滑なコミュニケーションが実現します。

  • アイコンPoint03

    小さな成功体験の積み上げ

    トライ&エラーを繰り返させながら、そのプロセスを受容し、意欲や能力を高めることにより「経験を通じて成果を出せている」という実感を持てるようになります。

  • アイコンPoint04

    振り返る機会の提供

    設定目標の結果やプロセスを定期的に振り返り、進捗や課題を共有することで、必要な調整や改善を早期に行うことができます。また振り返りの際に、その時の感情や思考を言語化し、自己認識を深めることも大切です。

  • アイコンPoint05

    学びあえるチーム作り

    常にチームの目指すゴール、実現したいことをメンバー同士で確認し合い、握り続ける。これにより、チーム全体の方向性や優先順位が明確になり、メンバー間の認識のズレを最小限に抑えることができます。

重視したい成長ステップ

これまでの新人・若手社員への期待は、基本的なビジネスマナーや仕事の進め方を習得することに重点が置かれていました。しかし、多様な働き方や勤務形態が一般的となる現代においては、重視自らもキャリアビジョンを描き、変化する環境下でチームや経験から学ぶ自律的な意識と行動が求められます。
その実現のためにも、職場全体でのサポート体制の再構築や、長期的に期待学習テーマの獲得を目指す育成施策の見直しが必要といえます。

※横スクロールが可能です。

図解 成長ステップ STEP0「土台」、STEP1「働くことへの適応」、STEP2「自社・組織への適応」、STEP3「社会環境変化への適応」
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JMAMは、新入社員の成長に寄り添い、互いに成長していくための体系的な育成ソリューションをご提供しています。

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新人・若手育成サービスご紹介

JMAMは、Z世代の成長に寄り添う体系的なプログラムで「自ら考え行動する人材への成長」を支援します。

多様な働き方や勤務形態が一般的な現代「自らキャリアビジョンを描き、変化する環境下でチームや経験から学ぶ自律的な意識と行動」が求められます。
JMAMでは、Z世代新人の自律と成長を促すために必要な教育プログラム(研修、e-Learning、アセスメント等)を体系的に取り揃えています。

新人・若手社員向け研修※一部

※横スクロールが可能です。

図解 成長ステップ STEP0「土台」、STEP1「働くことへの適応」、STEP2「自社・組織への適応」、STEP3「社会環境変化への適応」

JMAMの新人・若手社員育成サービスの特長

80年以上の人材育成支援ノウハウ

JMAMでは、日本能率協会設立時より80年以上の組織の人材育成支援実績からの育成ノウハウをもとに「自ら育つ環境づくり」「体系的・実践的なプログラム」「教育効果を高める科学的なアプローチ」をもって、人が継続的に成長する支援をいたします。

最新の「意識調査」に基づいたご提案

2016年より『イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査』を毎年実施し、若年層のキャリア観を把握しています。最新の2023年版では「Z世代の学びとリスキリング」の実態を、データをもとに明らかにしています。
こうした意識調査の結果をもとに「若手が育つ環境づくり」のご提案を行っています。

写真:調査資料イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2023

目的別の育成支援例

お客様によくご相談いただく内容をもとに、目的別の育成支援例をご紹介いたします。
研修、eラーニング、アセスメント等を最適に組み合わせ、貴社の課題解決に近づく最適案を提案します。

※横スクロールが可能です。

上司・先輩向け育成支援

新人指導や育成を通じて、上司・先輩社員自身が成長したと実感できる割合は年々減少傾向にあり、指導者へのサポートやケアの必要性が増してきているといえます。
JMAMでは「Z世代に効果的な指導へのアップデート」をサポートする教材をご提供しています。

上司・先輩向け 新人指導サポート教材

「Z世代の特徴と伸ばし方」

  • Z世代の特徴がわかる
  • Z世代にささる指導のポイントがわかる
  • 知りたいことだけ隙間時間に動画で学習
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ご利用までの流れ

  1. STEP01

    お問い合わせ

    無料ご相談フォームよりご連絡ください。

  2. STEP02

    ヒアリング

    電話やWeb会議で貴社のご状況やお悩みをお伺いします。

  3. STEP03

    ご提案

    ヒアリングした内容を踏まえ、ラーニングデザイナーがご提案をいたします。

  4. STEP04

    導入準備

    ラーニングデザイナーがご契約・研修等の実施に向けたご説明と進行をいたします。

  5. STEP05

    導入開始

    実施後は報告書による振返りとともに、今後の人材育成提案をいたします。

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