新コース! 最新事例で学ぶ個人情報保護対応コース
eラーニングライブラリに新コースが追加されました!
企業は今、スマートフォンや顧客情報を一括管理するクラウドビジネスの拡大などにより、個人情報保護への新たな対応に迫られています。消費者庁が平成22年に発表したデータによると、企業が公表した個人情報漏えい事故は昨年1年間で413件におよび、うち79.4%が従業員の不注意が原因であることがわかりました 。インターネットを通じてビッグデータと呼ばれる大量の顧客情報がやりとりされる現代において、従業員による個人情報の漏えいはコンプライアンスに大きく反する行為となり、企業活動の命取りともなりかねません。
JMAMでは、こうした社会背景と企業による個人情報保護対策への高まりを受け、eラーニング ライブラリコースの一環として、『最新事例で学ぶ 個人情報保護対応コース』を開講することとなりました。本コースでは、インターネットという手軽なツールを使い、30分という短時間で、個人情報を取り扱う際の注意点と最新事例を学びます。また自らの問題点を振り返ることで、従業員の危機管理意識を高めます。
「1-1 近年の個人情報保護に関する問題点」より
「2-1 表札から作成した顧客リスト」より
「2-3 社内での個人情報の共有」より
【 eラーニング「最新事例で学ぶ 個人情報保護対応コース」概要】
■ねらい
1. 個人情報の事故は他人事ではなく、認識不足や不注意によって容易に引き起こされることを実感し、自らの問題点を振り返り、危機管理意識を高めます。
2. 個人情報の取り扱いに関するトラブル事例や裁判例を取り上げ、身近で起こりがちな個人情報の事故内容とそのリスクと正しい取り扱い方法を理解します。
3. 個人情報保護法など、個人情報を取り扱う際の基本事項や留意点を確認(おさらい)します。
■ 監修
本井 克樹 (弁護士、長野国助法律事務所)
弊社通信教育『Q&A形式で学ぶ個人情報保護対策コース』執筆・監修者
■開講時期
2012年6月1日
■ 学習時間
最短実行時間 31分
■対象
ビジネスパーソン全般
■カリキュラム
第1章 個人情報保護に関する問題点
「個人情報の保護に関する法律施行状況の概要(消費者庁)」等の資料を参考に、近年の個人情報保護に関する問題点、傾向等について解説します。
1-1 近年の個人情報保護に関する問題点
第2章 最新事例から振り返る 個人情報取り扱い事故
最近の傾向より5事例を選択し、関連する法令・裁判例、個人情報の取り扱い上の注意点について解説します。
2-1 表札から作成した顧客リスト
「個人情報の入手・不正取得」、「利用停止・削除」に関する事例
2-2 第三者への提供同意が契約条件
「個人情報の取得(本人同意の要否)」、「第三者提供」に関する事例
2-3 社内での個人情報の共有
「利用目的外利用」、「顧客情報の取り扱い」に関する事例
2-4 個人情報の漏えい 委託者の責任
「委託先からの漏えい」、「委託者の安全管理監督義務」に関する事例
2-5 利用停止・消去を求められたときの対応
「利用停止・消去」、「プライバシー意識の高まりに応じた対応(個人情報の保護に関する基本方針)」に関する事例