
アセスメントという仕事
- サーベイ・組織開発センターで仕事をしています。
人の適性やスキルを測定するアセスメントサービスの開発メンバーと、企業に対するコンサルティングや研修を行うコンサルタントが所属するチームです。
アセスメント開発の仕事を一つ挙げると、マネジメントスキルを測る試験の開発があります。この試験は主に企業の昇格試験として使われており、管理職候補~役員候補の方々に受けていただいています。
マネジメントスキルは、マネジメントを行う立場の方々にとって重要なスキルです。開発メンバーとは、スキルを測るとはどういうことかを議論したり、測りたいスキルを測れているかを考えたりしながら、開発に取り組んでいます。
たとえば記述形式の試験の場合、どのような回答であればスキルを備えているといえるのかなど、具体的な回答内容を見ながら突き詰めて考えることも多く、この仕事の面白い部分の一つと感じています。
JMAMってどんな会社?
- 新入社員の時は営業、その後通信教育の開発や新サービス開発を担当しました。次にタイに赴任し、JMACタイ(日本能率協会コンサルティングのタイ法人)への出向と、JMAMタイ(日本能率協会マネジメントセンターのタイ駐在員事務所)の立ち上げメンバーとしてタイ事業開発を経験しました。帰国後は研修プログラムの開発を経て、今年からサーベイ・組織開発センターのマネージャーをしています。一つの会社にいながら、多岐に渡る経験ができるのは、やりたいことをやれるチャンスがあるJMAMならではかもしれません。経験値や年齢、性別に関わらず、挑戦できる環境は皆にあり、誰もが色々な経験を積むことができると感じています。
私がタイで働く経験ができたのは、社内公募制度に応募をしたのがきっかけです。タイ政府系資格認証機関Thailand Professional Qualification Institute(TPQI)と共同して公的資格試験を開発し、受験者向け教材の「Master of Industrial Manufacturing」を開発しました。タイの関係者と協力して進めましたが、私自身に営業や通信教育、新サービス開発の経験がなければ完成させることはできなかったと思います。タイではそれまで培ってきたものが生きる瞬間や繋がる瞬間を感じることができました。

入社理由
- 教育に興味があり、大学で教員免許も取得していましたが、社会経験をせずに教師になることに対して不安を感じていました。
一度は企業に就職したいと思っていたため、JMAMが企業に対する教育サービスを提供しているところに興味を持ち、入社を志望しました。
正解のない仕事

- 入社前は、社会人はルールで決められた仕事をするのかなと想像していました。JMAMの母体が社団法人ということもあり、硬いイメージを持っていたように思います。
しかし入社後、営業の仕事を始めてみると、お客様と対話し、お客様が困っていることに対して何ができるかを考え、課題に合わせた提案をするという正解のない仕事であることに気づきました。
JMAMには商材がたくさんあり、お客様の課題に合わせた提案ができるという面白さがあります。お客様によって正解は違うからこそ、やりがいを感じながら営業の仕事をしていました。
今チャレンジしていること
- 現在、サーベイ・組織開発センターの業務とは別のプロジェクトに参加しています。Education×Learning×Workationという、Education(学校教育)とLearning(学び)とWorkation(ワーケーション)の3つを掛け合わせた新しいプログラムを作ることを目的としたプロジェクトです。
JMAMは企業で働く社会人へLearning(学び)を提供していますが、参加者が日常を離れて様々な地域に赴き、現地のEducation(学校教育)と関わりながらWorkationをすることをつうじて学びを得るプログラムを作れないかと試行錯誤しています。
私も実際に和歌山県の高校生の皆さんとキャリアの話をしたり、先生方や地域の方々と交流したりと、いつもと違った刺激や学びを得ています。大学時代に学校教育に興味を持っていた私からすると、企業で働きながら学校教育にも関われている実感があり、やりがいを感じながらプロジェクトに参加しています。社会人の参加者、学校・生徒の参加者双方にとって、良い刺激や学びにつながるプログラムを開発していきたいと思います。※2024年2月時点
