企画から本の完成まで

  • 私は主に、ビジネス書や児童書の企画編集をしています。
    基本的に本は「著者とテーマの掛け合わせ」でできていますので、世の中のトレンドや市場にアンテナをはり、「こういうニーズがあるかもしれない」「こんな課題感を持っている人がいるのではないか」というところからテーマを考えたり、「この人にこういう本を書いていただくとおもしろいのではないか」と考えるところから企画を立てていきます。
    そこから著者にコンタクトを取って、打ち合わせを重ねて企画を作っていきますが、著者によっては何度も打ち合わせを重ねたり、途中で筆が止まってしまうこともあります。しかし、対話を重ねて著者の伴走をしながらコンテンツを作っていくのが、大事な仕事のひとつだと思っています。
    そしてそれと並行して、デザイナーさんをはじめとしたさまざまな方たちと協力しながら、カバーや帯など、コンテンツの魅力がより伝わるパッケージを作り、本を完成させるまでが編集の仕事です。
    本の企画から完成までは平均半年~1年ほどですが、この流れで複数の企画を同時進行しています。

JMAMってどんな会社?

  • 先ほどもお話ししましたが、まずは新しいことにチャレンジさせていただけることが大きな魅力だと感じています。
    また、成果に対して正当な評価をしていただけていることや、在宅勤務など、ある一定の管理を個人の裁量に任せていただける職場環境が、ものすごく重要なことなのだとJMAMに入社して気づきました。
    私自身、二児の母親でもあるため、仕事をしっかり評価していただけること、柔軟な働き方ができることは、公私ともにモチベーションにも繋がると実感しています。

入社理由

  • JMAMの編集理念―「成長を願う全ての人に分かりやすく使える書籍を」に共感したのが大きな理由です。
    私自身、編集者として「『この本に出会ってよかった、感動した』と言っていただけるような本を作りたい」という気持ちがあるので、こうした編集理念を掲げている会社であれば、売れる本とよい本の両立ができるのではないかと思い、入社しました。

ヒット本はどうやって生まれる?

  • まだまだ編集者として発展途上なので、ヒット本の生み出し方といった大それたことは言えないのですが(笑)
    ただ一つ言えることは、ヒット本は一人では作れないということだと思います。
    そのため、企画を考える上では、「誰かの具体的な声や姿」をイメージしながら「こんなコンテンツが世の中にあったらいいよね」と発想することを大切にしています。
    ここをしっかりイメージすることで企画にエッジが立ち、マーケティング部や営業の人たちにも共感してもらえる。
    実際『12歳までに知っておきたい語彙力図鑑』では、社内外の多くの方たちが企画に共感してくださったからこそ、書店で大きく展開していただけたり、「こういう売り方をしたらいいかも」とどんどん提案、行動してくださる方が出てきてくださいました。
    これからも、皆さんのご協力に感謝しながら、次なるヒットを目指してさまざまなことにチャレンジしていきたいと思います。

JMAMだから出来る出版のおもしろさ

  • 入社して、本当にいろいろなことに挑戦させていただいています。
    例えば前職では、歴史や古典などの人文書の編集がメインだったのですが、JMAMに入社して最初の企画会議で私が提案したのは『12歳までに知っておきたい語彙力図鑑』という児童書でした。
    本書は今やシリーズ25万部を突破するまでになりましたが、企画を提案した時点では私自身児童書を作った経験がありませんでした。JMAMとしても、当時はまだまだ児童書はこれから注力していくジャンルであったにもかかわらず、企画を受け入れていただけたのです。
    また、「モンテッソーリのせいかつえほん」シリーズは、JMAM初となる絵本の企画だったにも関わらず、挑戦をさせていただけたのは大きな励みになりました。
    企画会議では時に鋭い指摘もありますが、そうした率直な意見交換は、企画のブラッシュアップにも繋がっていると思っていますし、こうして多くのことに挑戦させていただけるのはJMAM出版の魅力だと思っています。

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