時代の進化と手帳の魅力

  • 入社後2年間は、メーカーさんとやり取りをする生産管理部門にいましたが、その後企画部に移り、ずっと手帳の企画に関わっています。企画部では商品自体のコンセプト決め、ラインアップの全体的な決定、商品自体のより細かいスペックを決めていきます。
    能率手帳は、もともと時間管理から始まっていますが、そこから少しずつ今の時代に切り替わり始めています。時代の流れと共に、お客さまが望まれることを調査したり、日々トレンドを意識してアンテナを張っています。今はスマホ1台あればなんでも出来る便利な時代ですが、手帳という存在は、SNSなどのデジタルから切り離して自分と向き合ってみたときに、大切にしているものや価値観など改めて、自分を内省するツールに進化していくものだとも思っています。また、時代と共に進化した豊富なシールやマスキングテープで、カスタマイズできる楽しさは手帳ならではだと感じています。

    〜手帳作りの面白さ〜
    カレルチャペック紅茶店さんとコラボレーションした手帳に関わる機会がありました。
    業界があまりにも違うので「手帳と紅茶?」と感じることもあると思うのですが、枠を越えてコラボレーションできる面白さがありました。
    一方で、このような珍しい手帳を出した時の説明や経緯の伝え方がとても難しいですね。
    手帳に付いている帯だけで、特徴や魅力を伝えるので、伝え方は本当に難しいです。どの手帳もこだわって作っているからこそ、こだわったディテールについても伝えたいです。そのこだわりや良さを上手に伝えていくにはどうしたらいいのだろうというのは、日々考えています

JMAMってどんな会社?

  • 入社当時の私は、あまり表に出ず閉じこもったキャラクターだったんです。 でも、JMAMにはチャレンジする場所、それを支援してくれる環境があった。
    それなのに、これを楽しまないなんて勿体無いと思い、1年に1つチャレンジすることを目標にしました。デザイン、英語、プロジェクト参加、カメラ、そして今は簿記2級取得のため会社の通信教育で勉強中です。その知識をもって手帳の家計簿など、将来的にそういったところに落とし込めないかと考えています。
    JMAMの柔軟な働き方は、時間の余裕を作ります。自分と向き合える時間の確保と、チャレンジする人に対する支援で、チャレンジし続けられているのだと思っています。仕事上必要だと感じること、プライベートで興味をもったことなどなんでも自分の中に引っ掛かったものを突き詰めていくことで、スキルや武器に変えていけるのだと実感しています。

入社理由

  • 前職は同業他社にいて手帳も扱っており、能率手帳の存在も知っていました。
    流行にとらわれやすい手帳・文具の世界の中でも、能率手帳は長年扱っている商品が多いことから、息の長い商品を作りたいという思いがあり、入社を希望しました。

2030ビジョンプロジェクトに参加して

  • 2021年11月から1年弱かけて、2030ビジョンプロジェクトメンバーとして活動しました。
    当初、自分は会社で手帳しかできていないと思っていたところがあったのですが、 このプロジェクトで外の世界をみたときに「手帳だけではなく、私はもっと社会を見ていかないとなきゃいけないんだ」と、マクロの視点が得られた瞬間でした。
    一つのことをやり続けていても、うまくいかない時って誰にでもあると思います。 私で言うと、手帳以外のことに目を向けたり、ほかの場所から客観的に見れる機会を作る必要があった。また、副業や趣味で突き詰めたことが、本来の自分の業務で役立っていることや、新しい企画が生まれることもあります。
    2030ビジョンプロジェクトでは、手帳視点からだけではなく、今までとは違う場所から社会全体をみることにより、社会の動向を把握し、とても良い刺激になったと思っています。

    • Interview 01
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    • Interview 06