出典:JMAM「イマドキ若手社員の意識調査2019」調査方法:インターネット調査 調査地域:全国
有効回答:2018~2019年に入社した新入社員404名、新入社員の育成に関わる上司・先輩社員621名 調査期間:2019年6月
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答え B:極力失敗させないようにフォローする
【解説】「失敗したくない」と考えているイマドキの若者は全体の82.7%。これは他世代よりも15%程高い結果です。その影響からか、「失敗したくないので、責任ある大きな仕事は任されたくない」と考えている割合は何と全体の50%近くになっています。初めてメインで任せる仕事であれば、まず成功体験を積ませることを優先し、こまめなフォローが重要といえます。
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答え C:考えをまとめる
【解説】自分の考えをまとめる際に「パソコンやスマートフォンよりは手書き」と答えた数値は、イマドキ新人が62.9%、指導者が45.6%と、指導者よりも高い結果となりました。一方、「情報収集の大半はデジタル媒体経由」と67.6%が答えており、イマドキの新人は、デジタルとアナログをうまく使い分けているようです。
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答え B:働く環境の心地よさ
【解説】本調査ではそれぞれが最も重視している項目に大きな違いがありました。14の項目から「最も大切にしたいこと」を選択する質問形式でおこなったところ、イマドキの若者の1位は「働く環境の心地よさ(22.5%、上司・先輩(指導者)は5位、8.4%)」、上司・先輩(指導者)側の1位は「自分の能力を発揮(30.6%。新人は3位、18.6%)」という結果となりました。一方で、「お金が稼げる」はどちらも2位という結果に。働きやすい環境をいかに整えるかが企業や指導側の課題かもしれません。
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答え A:約11%
【解説】業務時間外について「必要に応じて、仕事を円滑に進めるための時間にあててもよいと思う」の考え方に近いと回答したイマドキの若者は11.4%という結果に。同じく「自分のプライベートな時間なので、会社からあまり関与されたくない」の質問に対してはイマドキの若者の52.0%がはっきりとYesと回答(上司・先輩(指導者)側の回答割合は34.1%)しており、仕事とプライベートはきっぱり分けたいと考えている若者が多いことがわかります。
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答え A:約30%
【解説】「自分自身の『行動』や『言動』に自信がある」と回答したイマドキの若者は全体の28.2%。これは上司・先輩(指導者)と比べて15%程低い数値です。この回答結果が低い人は、失敗への恐れが強い、途中で諦めやすい、落ち込むと立ち直りにくいなどの特徴が出やすいタイプです。いきなり積極的な姿勢や行動を期待してもうまくいかない場合が多いので、小さな成功体験を積ませながら、少しずつ自信をつけていく関わりが重要です。