能率手帳の品質

能率手帳に使われている用紙は、専用紙として特別に製造されています。薄さが要求される一方でどんな筆記用具でも書きやすく、印刷した文字や書いた文字が裏に透けにくいという要求を両立。
紙の色は目に優しいクリーム色を採用。この用紙だから「能率手帳」を使いたいというお客様もたくさんいらっしゃいます。

手帳は年に数千回開閉します。この条件に耐えるために能率手帳は糸でかがる方式を採用。さらに手帳の背には百科事典などにも使われている補強素材を貼り、1年間耐える強度を保っています。

小口(手帳の断面)は表紙と同系色で着色。めのうという石で丹念に磨き、汚れ防止を施しています。また、手帳の角は丸くカットして折れにくく、つねに美しく保つ工夫がなされています。

印刷
能率手帳で使用している紙は筆記特性に優れている特別に製造された用紙です
検査
印刷では厳しい温度管理を行い、機械で測定すると同時にオペレーターの目視でチェックを行います。

断裁
印刷された紙の不要な部分を断裁します。
もっとも精度が要求される工程です。0.2ミリの線を半分にカットします。
用紙に残った線が断面に現れ、きちんとカットされていることが分かります。

折
折の加工にも高い精度が要求されます。
普通の書籍と違い、巻き折りという方法をとります。
折機で折られた用紙は16ページで1つの折となります。
丁合い
折はページごとに並べられ、機械で1折ごと重ねられて、1冊分にまとめられます。

検査
1つの折ごとに背票がつけられているので、1冊分にまとまると上から下へ背票がきれいに並びます。乱丁防止の工夫です。
かがり
1冊ごとに機械に入った手帳は、1年間の使用に耐えられるように背中から糸でかがられます。またセンサーで検知することにより、機械からの落丁防止の工夫をしています。

背固め
糸でかがられた手帳は、背中に糊がローラーでつけられます。
この糊は紙の性質などで、それぞれ決められ、強度としなやかさを確保しています。
見返し貼り
背中を固めた手帳のまわりに厚い見返し用紙が貼られます。
また、しわがでないように、特別な糊と機械で工夫しています。

寒冷紗巻き
手帳の背中には強度をさらに上げるために寒冷紗というガーゼのようなテープが巻かれます。
焼きつけ
手帳の背中が平らになるように、熱した鉄板の上を通してならします。これによりきれいなかつ強度のたかい手帳に仕上がります。

能率手帳ゴールドには小口に金箔がのりやすいよう、事前にやすりで丁寧に磨きます。小口には本金(24金)の金箔が貼られます。

能率手帳の小口には刷毛で染料が塗られます。さらに瑪瑙(めのう)で磨かれます。右下写真:瑪瑙(めのう)左下写真:
写真の右側は磨く前
左は瑪瑙(めのう)で磨いて美しい光沢の出た小口(手帳の断面)

革の表紙の各パーツはすべてひとつひとつ手作業で作られます。各パーツを丁寧に貼り付けて完成します。
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