事例詳細

eラーニングライブラリ

ライブラリを教育体系に組み込み、社員の能力開発・キャリア形成に活用 ~株式会社東急ホームズ

テーマ メンタルヘルス対策 / ビジネススキル・知識の習得
対象 管理者 / リーダー・監督者 / 中堅社員 / 新人・若手社員 / 営業職

株式会社東急ホームズ

新築住宅からリフォーム、資産活用まで、グリーンな社会を創造する株式会社東急ホームズ。同社では、教育体 系である「キャリア構築支援プログラム」をベースにeラーニングライブラリ(以下、ライブラリ)を活用しています。 今回、同社のライブラリ活用法と今後の展開について、人材開発部の石川邦博氏にお話を伺いました。

活用ポイント!

教育体系「キャリア構築支援プログラム」を作成し、資格(階層)ごとに推奨講座を設定

昇格者は、集合研修の事前・事後に推奨講座を必修

自己啓発としてもライブラリを活用(通年講座可)

資格(階層)ごとに求める能力と推奨講座を設定

―貴社の人材育成についての考え方を教えてください。

石川氏:東急ホームズを支えているのは人材です。企業として、将来にわたり持続的に成長していくためには、社員一人ひとりのさらなるレベルアップ、自己啓発が欠かせません。その実現のため、社員が自ら高い意識を持って能力開発や自己のキャリア形成に応じた学習ができるよう、2013年4月に『キャリア構築支援プログラム』を作成し、研修及び自己啓発(資格取得)支援制度を体系化しました。

―それ以前の教育はどのように行われていたのですか?

石川氏:各資格の昇格者向け研修を4月~6月に行っているのですが、その時期は住宅業界の繁忙期であるゴールデンウィークにかかっており、複数日程で研修を行うのは難しい状況でした。しかしながら、1日の研修では内容が物足りないので、2年前に座学はeラーニング、グループワークは集合研修という形に切り替えました。費用面やコースの豊富さからライブラリにしたのですが、集合研修の事前・事後にeラーニングを受けることで、必要な知識やスキルを身に付けることができ、結果として時間的な制約も解消できました。また、昇格者以外の社員も受講希望者はeラーニングを受けることは可能だったのですが、これまで十分に告知が出来ていませんでした。そこで本年より『キャリア構築支援プログラム』を全社員に配布しました。実は事務局の思いとは裏腹に、初めて受講を試みようとする者にとって、コースが豊富にあることは魅力的なことではなく、負担に感じてしまうということがわかりましたので、資格(階層)ごとに推奨講座(昇格者は必修)と受講時期を周知しました。そして、推奨コース以外も受講できることを補足として発信するようにしたのです。

―推奨講座は、どのタイミングで受講するのですか?

石川氏:例えば、上級2級の場合、5月中旬の集合研修の事前学習としてeラーニングの『マネジメントの基本コース』を研修前日までに受講してもらい、事後学習として指定の3コースを6月、7月、8月に受講するよう推奨しています。事後学習の推奨講座を上期で受講しきれなかった場合は、下期の10月~12月を履修期間としています。

まとめて告知をするのではなく1 カ月に1 講座ずつ告知

―学習環境について教えてください。

石川氏:基本的には、社内で空き時間に学習してもらいますが、自宅での学習も許可しています。また、スマホ対応コースは通勤時間等に活用できるのでありがたいですね。一部の社員にはi Padを支給しているので、スマホ対応コースの一層の拡大に期待しています。

―受講者の方々の反応はいかがでしょうか?

石川氏:アニメーションが豊富に使われていて、非常にわかりやすいところが好評です。例えば、一般的なeラーニングの講座では講師が出てきて一方的に説明しているものもありますが、それではどうしても聞き流してしまいます。

―受講者への告知はどのように行っているのでしょうか?

石川氏:受講者の負担を軽減するために推奨講座をまとめて告知をするのではなく、1カ月に1講座ずつ告知をしています。そして、専任担当者が受講状況を毎月チェックしていますので、下期は受講を終えていない者をピックアップし、また1カ月に1講座ずつフォローする予定です。

―今後の課題について教えてください。

石川氏:今のところ、事前学習については9 0%以上の受講率となっていますが、事後学習の受講率が低いので、下期の履修期間内にいかに上げるかが課題です。また、『キャリア構築支援プログラム』を周知徹底していきたいですね。

―ありがとうございました。

プロフィール


会社名 株式会社東急ホームズ
URL http://www.tokyu-homes.co.jp/
主要事業 1966年東急不動産が開始した注文住宅事業を母体とする東急ホームと、1969年に住宅アフターサービス会社として設立された東急アメニックスが、それぞれの沿革を経て2008年に合併し、「株式会社東急ホームズ」としてスタート。資本金4億円(東急不動産の全額出資)、従業員数719名(2013年4月1日現在)。

掲載日 2013/09/19
掲載内容やご登場いただく方の役職は取材当時のものです。

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