2.手帳で日記をつける
手帳には、スケジュールという日々の行動が記録される。この客観的な事実に自分の意見や感想を書き入れることで、日記として活用することができる。自分自身を客観的に見つめられ、後で読み返した時にとても役立つものとなる。
日記と手帳の違い
そもそも日記とは何だろう。辞書には「日々の出来事や感想などを記録すること、またその帳簿」(広辞苑)とある。一方、手帳もスケジュールなどの出来事が書かれる。どちらも英語では「ダイアリー」というので、両者はあまり区別がつきにくい。
しかし、日記は一日の終わりに書く(過去の記録)のに対して、手帳はこれから先の予定を書くこと(未来への記録)が中心になる。
日記として何を書くか
「日記に書くことなんて何もない」という人も多いだろう。日々の仕事で忙しい人ほどそうかもしれない。特別難しく考える必要はない。今日の天気、一日の仕事の内容、仕事で感じたこと、今日起こった事件や出来事、読んだ本や映画の感想、出かけた場所や食べた食事。今日一日の中から自分が一番感じたことについて、感想やメモ程度に書いてみてはどうだろうか。手帳なら余白に数行書くだけで済む。しかも、いつも携帯しているので空いた時間や電車の中でも書くことができる。手帳なら気楽に始められる日記となる。
日記がもたらす効果
日記をつけることはいろいろな効果がある。まず、自分の考えや行動を客観的に見つめ直すことができる。それが明日に向かって前進する原動力となる。書くことは自分の考えを整理するいい訓練になる。また、書く習慣により文章力も向上する。
日記を継続させるポイントは、「ポジティブに書くことである」。これは『4行日記』を提唱している組織心理学博士の小林惠智氏の言葉。同氏は、「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4行で日記を書くことを提唱している。
この中で一番重要なのが「宣言」である。なりたい自分の姿をポジティブな表現で書くことがポイントなのだそうだ。日記は癒しの効果をもたらすとともに、ポジティブな自分に変身させてくれる力も持つ。それが未来の自分を作ることになる。
一日の終わりにその日のできごとなどを日記のように手帳に書きこむ。後で手帳を見返したときにその時の情景が蘇ってくる。この手帳は、きっとあなたにとってかけがえのない財産になるであろう。

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