3.手帳の素材を知る



普段使っている手帳の素材を気にする人は少ないかもしれない。しかし、手帳は365日ほぼ毎日使うもの、常に携帯するものであるため、その耐久性は手帳選びの重要な要素となる。

丈夫な手帳を選ぶ

前年使用した手帳であれば問題はないが、初めて使う手帳であれば、店頭でじっくりチェックしたい。特に表紙と製本は重要なチェックポイントとなる。

表紙は丈夫で、適度なしなやかさも必要である。製本の面では、各ページの「綴じ」がしっかりしているか、表紙とページがしっかりと固定されているか(これを業界では「背固め」という)を確かめたい。もっとも、信頼できる手帳メーカーの商品であれば、まず問題はないだろう。

手帳の表紙素材について

1.本革

本革の手帳は皮独特の深い風合いがあり、耐久性にも優れ、使い込まれるほど手に馴染んでくる。能率手帳ゴールドなど商品の種類は少なく、価格も普通のものよりかなり高価だが、一度使うとそのよさが理解され長年愛用する人が多い。

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2.合成皮革

革に近い風合いをもつが、本革ほどの深みはない。本革に比べて、手入れが簡単である。

3.PVC

いろいろな加工や色を出せるのが特長で、耐水性に優れている。表面が肉厚で手触りがよく、カジュアル手帳で使われることが多い。最近は非塩ビ(オレフィン系)素材を使った手帳も使われ始めている。

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手帳の用紙について

手帳は軽くて薄いほうがよい。そのためその用紙には、どんな筆記具でも滑らかに書け、薄いけれど裏写りせず、しかも丈夫なものという厳しい条件が求められる。そのため能率手帳のように、大手製紙メーカーが手帳のために用紙開発を行っているほどである。目立たないが重要な素材なのだ。

手帳用紙の色には白色とクリーム色がある。クリーム色は目にやさしく、しかも裏写りがしにくいという特性があるため、手帳で使われているケースが多い。